stdoutFile
説明:
static string Worker::$stdoutFile
このプロパティはグローバルな静的プロパティであり、デーモンモード(-d
で起動)で実行されている場合、すべてのターミナル出力(echo、var_dumpなど)はstdoutFileで指定されたファイルにリダイレクトされます。
設定しない場合、かつデーモンモードで実行している場合、すべてのターミナル出力は/dev/null
にリダイレクトされます(つまり、デフォルトではすべての出力が破棄されます)。
注意:
/dev/null
はLinuxで特別なファイルであり、実際にはブラックホールです。このファイルに書き込まれたすべてのデータは破棄されます。出力を破棄したくない場合は、Worker::$stdoutFile
を正常なファイルパスに設定できます。注意:このプロパティは
Worker::runAll();
が実行される前に設定する必要があります。Windowsシステムではこの機能はサポートされていません。
例
use Workerman\Worker;
require_once __DIR__ . '/vendor/autoload.php';
Worker::$daemonize = true;
// すべての出力を/tmp/stdout.logファイルに保存
Worker::$stdoutFile = '/tmp/stdout.log';
$worker = new Worker('text://0.0.0.0:8484');
$worker->onWorkerStart = function($worker)
{
echo "Worker start\n";
};
// Workerを実行
Worker::runAll();